『切なくそして幸せな、タピオカの夢』を読んでじんわり

吉本ばななさんのエッセイ

 

なんかキュンと来て

 

ジュワーって染みました

 

語り口調が優しくて静かで

 

子供時代から現在までの食・・・家族で囲む食卓にまつわる話

そこにあった思い出や風景や想いが語られています

 

とても温かい♥

 

好きだなーという表現が色々ありました

 

「なんの特別なこともない。でも、積み重ねるとそれは何か大切な塊になる。」

 

「愛は変わらずここにあっても、形を変えていくのだろうと思う。」

 

「人生は一度しかなく、なるべく幸せでいた方がいい。

 なるべく愛する人と、おいしく食べた方がいい。」

 

「だから、人生はすばらしいなと思う。なにひとつ、虚しいものはない。」

 

 

 

子供時代のエピソードを読んでいるときは

私も、子供時代を思い出し

 

母は料理が上手なので、何を食べても美味しかったのだけど

 

時々、とっても食べたくなるのはカレーライス

あとはクリスマスに必ず作ってくれた定番メニュー

唐揚げとポテトサラダ

冬はおしるこ

 

 

父は海藻(名前忘れた)(;'∀')のお味噌汁をよく作ってくれた

あと、市販の粉を溶かして固めるだけのプリン

 

本人たちに言ったら、え!それ?って言うかもしれない(*‘∀‘)

 

自分で似たようなものは作れてもやっぱりそれは違うもので

母と父が作ってくれた 「それ」を 食べたいなって今も思う

 

 

子供が小さいころの大変さや、それが振り返ってみれば

その時だから味わえる宝物のような、そしてわりと短い時間であったことも

 

子供が子供じゃなくなっていく時に感じる感情

 

今は形を変えていても、積み重ねた時間はちゃんとどこかにあって

それを、かすかに感じられる場面があることも

 

日常

繰り返しのように見える毎日

飽き飽きするほど同じに見えることも

後で振り返ってみたら

 

決して全く同じには戻れない

(戻りたくないことも まあまああるけど(≧▽≦))

 

分かっているけど忘れがちなこと

思い出して染みております 

 

あと、イラストが優しいタッチでとても可愛い♪

Soupy Tang (すーぴー・たん)さん

インスタグラムで色々見れました

気になる方は是非♪